ベッドガードを借りられる宿・寝床が低い宿 子連れ旅の寝かせ方の選び方

ベッドガードの貸出がある宿、もともと寝床が低い宿、布団で眠れる宿を、各宿の公式サイトの公開情報をもとに編集部で整理しました。ベッドガードは生後18か月から使えるものなので、それより小さい子は「柵」ではなく「高さ」で選ぶ考え方もまとめています。

約9分で読めます 安全 0-2歳・1-3歳・3-6歳

📝 この記事について(編集部)

旅先でも、家と同じように眠ってくれる。それだけで、旅はずいぶん軽くなります。眠りの安全は、宿の側にも用意があります。柵を借りてもいいし、はじめから低い寝床を選んでもいい。どちらを選んでも、ちゃんとした支度です。この記事では、ベッドガードの貸出がある宿・寝床がもともと低い宿・布団で眠れる宿を、各宿の公式サイトの公開情報をもとに編集部で整理しました。取材に基づくものではありません。貸出品の在庫や条件は変わることがあるため、最新の内容は各宿の公式サイト・予約時にご確認ください(本文の内容は2026年7月時点のものです)。

毛布に包まれて眠る赤ちゃん

ベッドガードは、生後18か月から

宿を選ぶ前に、ひとつだけ先にお伝えしておきたいことがあります。

ベッドガード(大人用のベッドに後付けする柵)は、生後18か月から使うものです。 一般財団法人 製品安全協会のSG基準で、18か月未満には使用しないと定められています。ベッドガードとマットレスのすき間に体が入り込み、自力で抜け出せずに窒息した死亡事例が報告されているためです。

消費者庁も同じ案内をしていて、2026年7月8日からは「乳幼児用ベッドガード」が子供用特定製品に指定され、子供PSCマークの表示制度が始まりました。買うときはこのマークを確かめること、設置するときは説明書どおりにすき間ができていないか見ること、が呼びかけられています。

つまり、1歳半になるまでは「柵を足す」という手を使わないということです。宿が「18か月以上のお子さまに」と書いているのは、この基準に沿った案内なんですね。焼津グランドホテルのように、公式のよくある質問で製品安全協会の注意喚起に触れたうえで対象を案内している宿もあります。

だから、この記事は寝かせ方を2本立てにしています。18か月を過ぎた子は柵を足す、それより小さい子はそもそも高さを下げる。どちらの宿も、下に並べました。

🛏 月齢で分かれる、寝かせ方

18か月より前|低床ベッド・小上がり・畳・布団で、高さのないところに寝かせる。ベビーベッドを借りる手も。
18か月から|ベッドガードが使えます。貸出のある宿を選べば、荷物は増えません。

寝床の選び方は、3つある

宿によって、ベッドの高さも、柵の有無も、布団を敷けるかどうかも違います。逆に言えば、選べるということです。予約の前に「うちはどれで眠れそうか」を決めておくと、宿選びがぐっと早くなります。

  • 柵を足す|ベッドガードを貸してくれる宿を選ぶ。18か月からの子向けで、荷物は増えません。
  • 高さを下げる|低床ベッド・小上がり・畳の宿を選ぶ。月齢を問わず選べます。
  • ベッドをやめる|和室で布団を敷いてもらう。いちばん低くて、添い寝もしやすい寝方です。

どれがいいかは、その子の寝相と、親がどこまで気にしたいかで変わります。「うちは布団のほうが落ち着く」でOKですし、「柵があれば普通のベッドで平気」でも大丈夫です。

予約前に、ひとこと聞いておきたいこと

ベッドガードは、あっても数に限りがある備品です。予約が決まったら、次の4つを聞いておけると動きやすくなります。

  1. 貸出の数|1部屋に何台まで借りられるか。館内の在庫が少なく、先着になる宿もあります。
  2. 対象の月齢・年齢|18か月からが基本ですが、上限(たとえば60か月まで)を設けている宿もあります。
  3. ベッドを寄せられるか|2台つなげて真ん中に寝かせる、壁側に寄せる、といった配置変更ができるか。柵よりこちらが効くこともあります。
  4. 床がどうなっているか|靴を脱いで過ごせる客室・カーペット・畳なら、万一のときの受け止め方が変わります。

「柵はありますか」だけだと在庫の有無しか分からないので、「2歳の子と寝ます。柵か、ベッドを寄せるか、布団か、どれができますか」と聞けると、宿の側もいちばん現実的な案を出してくれます。

📞 そのまま使える、問い合わせの一文

「◯月◯日に宿泊予定の◯◯です。2歳の子どもと添い寝の予定なのですが、ベッドガードの貸出はありますか。数に限りがある場合や、ベッドの配置を変えていただける場合も教えていただけると助かります。」

ベッドガードを貸してくれる宿

まずは「柵を足す」ほうから。いずれも公式サイトに貸出や設置の案内がある宿です。18か月からが前提である点は、どの宿でも変わりません。数に限りがある宿がほとんどなので、宿泊の予約と一緒に押さえておけると確実です。

東日本

  • グランドメルキュール那須高原リゾート&スパ(栃木県那須)— 公式の子連れ向け備品ページに、客室へ用意する貸出品としてベッドガードが載っています。事前の予約がすすめられていて、当日はフロントで20時まで受付。数には限りがあります。0〜3歳向けのフォレストベビールームには、ミニベビーベッドが備わります。
  • 焼津温泉 焼津グランドホテル(静岡県焼津市)— この記事のなかで、いちばん踏み込んで書いている宿。公式のよくある質問で、製品安全協会の注意喚起に触れたうえで生後18か月以上を対象に無料で貸し出すこと、数に限りがあるので事前予約をお願いすることが案内されています。ベビーベッドは1台3,300円で別に貸出。
  • 水上温泉郷 水上高原ホテル200(群馬県水上高原)— ベッドガードは無料。数に限りのあるものもあるため、事前の問い合わせが案内されています。ベビーベッドのほうは1台1,980円・1歳未満向けで、使える客室が4タイプに限られる点だけ、先に見ておけると安心です。
  • 三井ガーデンホテル プラナ東京ベイ(千葉県浦安市)— ベッドガード・補助便座・踏み台が客室備品として備わります。借りる手続きがいらないぶん、着いてすぐ横になれます。ベビーベッドは0歳向けで、前日までの予約制。
  • ザ・プリンス パークタワー東京(東京都港区)— 公式のよくある質問に18〜60か月対応と月齢がはっきり書かれている、数少ない宿。無料で、事前の予約もできます。畳の間を備えた和洋室のスイートもあります。
  • おやこホテル 名古屋東山(愛知県名古屋市)— 客室に防水シーツとすき間ガードが常設で、ベッドガードも2台。ベビーベッドとバウンサーも備わります。1フロアに1部屋だけなので、夜中の声も気になりにくい宿。
  • グランドメルキュール南房総リゾート&スパ(千葉県南房総)— 公式の子連れ向けページの貸出備品リストに、ベッドガードとベビーベッドが載っています(数に限りあり・予約時に問い合わせ)。畳とベッドを組み合わせた和室・和洋室もあり、布団を足して眠れます。
  • 東京ベイ舞浜ホテル ファーストリゾート(千葉県舞浜)— 無料・要予約・数量限定。エキストラベッドには取り付けられないので、人数が多いときは寝る場所の割り振りも一緒に相談できるといいかもしれません。
  • レフ大宮 by ベッセルホテルズ(埼玉県大宮)— ベビーベッド・ベッドガード・おねしょマットなどを無料で貸出。確実に用意してほしいときは、貸出品がセットになったプランを選ぶ手もあります。客室は靴を脱いで過ごせます。
  • 東武ホテルレバント東京(東京都錦糸町)— 貸出があります。利用したいときは事前に問い合わせる案内になっています。駅から歩ける立地なので、寝入った子を抱いての移動が短くて済みます。
  • アンダものがたり(静岡県伊東市)— ベッドガードのほか、バウンサー・ミルトンセット・おむつ用ゴミ箱なども貸出品として案内されています。部屋に滑り台やハンモックのある、遊びの濃い宿。
  • リソルの森(千葉県九十九里)— 予約のときに申し出るリクエスト制です。ベビーベッドと赤ちゃん用のお布団は用意がないと公式に明記されているので、0歳連れは別の手を考えておくほうが確実です。

西日本・沖縄

  • グランドメルキュール和歌山みなべリゾート&スパ(和歌山県みなべ町)— 赤ちゃん向けプランの対象客室に、ベッドガード・補助便座・踏み台が備わります。貸出品が無料と公式に明記されています。6畳の畳スペース付きの客室もあるので、柵と畳の両方から選べます。
  • 神戸ポートピアホテル(兵庫県神戸市)— キッズスペース付きの和洋室(南館7階)は、ベッドガードが標準の設備。ほかの客室でも、予約のときに申し出れば貸してもらえます(数に限りあり)。
  • メルキュール京都宮津リゾート&スパ(京都府宮津市)— ファミリールームはベッドガードが常設。公式の子連れ向けQ&Aでは、敷布団のある和室・和洋室をすすめる案内もされています。
  • フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ(沖縄県石垣市)— ベッドガードのほか、ベビーベッド・哺乳瓶洗浄ポット・おむつ用ごみ箱なども貸出。要事前予約・台数限定です。
  • ホテルブリーズベイマリーナ(沖縄県宮古島市)— ベビーベッド・ベビーカー・ベッドガードを事前予約制で貸出(数に限りあり)。体温計や調乳ポットなども借りられるので、持ち物をいくつか置いていけます。

寝床がもともと低い宿

こちらは「高さを下げる」ほう。柵をまだ使わない月齢でも選べます。

  • トマム ザ・タワー by 星野リゾート(北海道トマム)— ファミリールームは可動式の低いベッドで、ベッド周りは靴を脱いで上がる小上がり。公式も、小さな子どもとの添い寝に向く部屋として案内しています。高さがないぶん、夜中に何度も確かめにいかなくてよさそうです。
  • 焼津温泉 焼津グランドホテル(静岡県焼津市)— ファミリールームの一部は、公式サイトに「お子様が落ちても良いように、ベッドは通常の客室よりも低くなっております」と書かれています。宿の側から言葉にしてくれているのは、あまり多くありません。
  • ホテルマイステイズプレミア札幌パーク(北海道札幌市)— ベビーキッズルーム(54㎡)は、ベッド・ソファー・テーブルの高さを約30cmにそろえ、コンセントにカバーを付けるなど、子どもの手が届く150cm以内に危ないものを置かない作り。靴を脱いで過ごす仕様で、ベビーゲートやコーナーガードの用意もあります。ベッドガードの貸出もあり。
  • 季粋の宿 紋屋(千葉県南房総)— 半露天風呂付きのオーシャンビューツインは、ローベッドのセミダブルに畳敷き。ベッドをつなげて家族で眠れて、ベッドインベッドとおねしょシーツの用意もあります。

布団で眠れる・畳のある宿

いちばん低いのは、やっぱり布団です。ベッドをやめるという選び方も、りっぱな支度です。

よくある質問

Q. ホテルのベッドガードは、何歳から使えますか。 A. 生後18か月からです。製品安全協会のSG基準で、18か月未満には使用しないと定められています。宿が「18か月以上のお子さまに」と案内しているのは、この基準に沿ったものです。

Q. 0歳の子は、どう寝かせるといいですか。 A. 柵ではなく、寝床そのものを低くする選び方になります。低床ベッドや小上がりのある客室、畳の和室に布団、またはベビーベッドを借りる、の3通りです。この記事の「寝床がもともと低い宿」「布団で眠れる・畳のある宿」に、公式で裏の取れた宿をまとめています。

Q. グランドメルキュール那須高原にベッドガードはありますか。 A. あります。公式の子連れ向け備品ページに、客室へ用意する貸出品として載っています。事前の予約がすすめられていて、当日はフロントで20時まで受付、数には限りがある案内です。0〜3歳向けのフォレストベビールームにはミニベビーベッドが備わり、和洋室のクラシックツインには6畳の畳スペースがあります。

Q. ベッドガードは予約が必要ですか。 A. 数に限りがある宿がほとんどで、事前の予約や申し出をお願いしている宿が多いです。宿泊の予約と同時に伝えておけると確実です。

Q. 気になる宿の公式サイトに、ベッドガードのことが書いていません。 A. 載っていないだけで館内にはある、という宿も珍しくないので、書いていない=ないとは言い切れません。電話かメールで一度聞くのがいちばん早いです。そのとき「ベッドを寄せられますか」「和室はありますか」も一緒に聞いておくと、柵がなかったときの次の手まで一度で決まります。

最後のひと確認

同じ「ベッドガードあり」でも、無料か有料か・常備か要予約か・対象の月齢は宿ごとに違います。気になる宿が見つかったら、詳細ページの「あの瞬間への備え」と「年齢別」を見て、最後は公式サイトで貸出の条件を確かめてください。

そして、柵があってもなくても、その子が眠れた場所が正解です。布団を敷いてもらう夜も、ベッドを壁に寄せる夜も、どちらもちゃんとした支度です。

🧭 年齢・エリア・体験テーマ・設備でもっと細かく絞り込むなら おやこ旅の宿一覧 から。赤ちゃん連れの宿選び全体は ウェルカムベビーのお宿とは、持ち物側の支度は 子連れ国内旅行の持ち物完全リスト にまとめています。

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よくある質問

出かける前の「大丈夫?」に

Q1

赤ちゃん連れでも泊まれますか?

おやこ旅では0歳から滞在できる宿を中心に紹介しています。ベビーベッド・ベッドガード・調乳器具などの貸出可否は宿ごとに異なるため、予約前に宿へ確認しておくと安心です。

Q2

掲載されている情報はどこまで正確ですか?

各宿の情報は、公式サイトや予約サイトなどの公開情報をもとに編集部がまとめています(取材に基づくものではありません)。最新・正確な内容は、必ず各宿の公式サイトでご確認ください。

Q3

離乳食やアレルギー対応はお願いできますか?

対応の有無は宿によって異なります。市販のレトルト離乳食を持参しつつ、月齢・アレルギーは予約時の備考欄か事前連絡で伝えておくと安心です。電子レンジや調乳ポットの有無も合わせて確認しておくとスムーズです。

Q4

きょうだいで年齢差があっても楽しめますか?

下の子のお昼寝と上の子の活動時間は重なりがちです。客室に一度戻りやすい立地か、館内・周辺に上の子が過ごせる場所があるかを基準に選ぶと、年齢差があっても予定を回しやすくなります。

Q5

予約はこのサイトからできますか?

おやこ旅は、公開情報をもとに編集部が宿を整理してお届けするサービスです。予約は各宿の公式サイトや予約サイトのリンク先からどうぞ。

Q6

利用に料金はかかりますか?

いいえ、無料でご利用いただけます。気になる宿は保存しておけば、あとからお気に入りとして見返せます。

編集部へのリクエスト

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たいよう
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