📝 この記事について(編集部)
スパリゾートハワイアンズ(福島県いわき市)の公式サイトに公開されている情報——よくあるご質問、ご来館に際してのお願い、各施設のページ、公式のバリアフリールートMAP——と、ミキハウス子育て総研「ウェルカムベビーのお宿」のウイルポートの認定施設ページをもとに、編集部が赤ちゃん連れの目線で整理しました。取材に基づくものではありません。設備・料金・運行時刻・営業の内容は変わることがあるので、最新・正確な内容はスパリゾートハワイアンズの公式サイトでご確認ください。
水深10cmのベビープールがあって、水遊び用おむつで入れます。館内はいつでも常夏なので、上の子は水着のまま一日中はしゃいでいられそうです。
そのうえで、0〜2歳を連れていく側が先に知りたいのは、たぶん「どこまで一緒に入れるのか」だと思います。ハワイアンズは公式が線をはっきり引いていて、入れる場所と入れない場所が、おむつのあいだだけ明確に分かれます。ここが先に分かっていると、当日の順番と持ち物がまとめて決まります。
おむつのあいだ、入れるプールは「天使の水場」だけ
公式の「ご来館に際してのお願い」に、こう書かれています。
日常的にオムツをつけてるお子様がご利用いただけるのはベビープール「天使の水場」のみです
プール用オムツを着用の上、ご利用いただけるのはベビープール「天使の水場」のみです。それ以外のプールはプール用オムツを着用していてもご利用はできません。
水遊び用おむつを持っていっても、入れるのはこの1か所、と考えておくと当てが外れません。よくあるご質問のほうにも、日常的におむつをつけている子は「上記以外の『プール』、『水着で入る温泉』のご利用はお断りしております」とあります。
天使の水場は、お子さま向けプールゾーン「ワイワイオハナ」の一角。公式によると水深10cm、設定水温31〜36℃です。大プールや幼児プールが29〜31℃なので、館内のプールでいちばんあたたかい設定。座って足をばたばたさせるくらいの深さなので、はじめての水遊びがここになる子も多いと思います。
そして、ここが地味に効くところ。よくあるご質問には「プールサイドの歩行や浅瀬で足をつける程度は可能でございます」とあります。上の子が大きいプールで遊んでいるあいだ、下の子を抱っこしてプールサイドまで見に行くのはOK、と読めます。下の子がいても、上の子の様子は近くで見ていられそうです。
上の子の側の水深も、公式に一覧があります。
- 大プール 120cm/流れるプール 100cm(最深部)
- 子供プール 80cm/幼児プール 50cm
- ベビープール 10cm
ワイワイオハナのなかにも水深80cmと50cmのプールがあるので、きょうだいの遊び場をワイワイオハナに寄せておくと、大人が離れずに済みます。プールは共通のルールとして「背伸びをしない状態で水面から肩が出ていないお子さまだけのご利用はできません」とあるので、どちらにしても大人が一緒に入る前提です。
浮き輪やフロート、ビート板は持参してOKで、「プールサイドに無料の空気入れがございます」「無料の空気抜きはプールサイドにございます」とのこと。家でふくらませてから運ばなくて大丈夫です。帰りも抜いてから車に積めます(大きなものは混雑状況で規制される場合があると案内されています)。
ラッシュガードや入水用の着衣は使えます。ただし水着素材でないTシャツは不可、おむつを着けたままの入水も不可なので、天使の水場用の水遊び用おむつは持ち物に入れておいてください。
授乳室は2か所。調乳のお湯は救護室で
ハワイアンズの公式サイトには、こう書かれています。
「ワイワイオハナ」には、授乳室、オムツ替えスペースをご用意しております。
天使の水場近くには、授乳室、オムツ替えスペースをご用意しております。
ベビープールと授乳室が同じ1階にあるので、遊ぶ、替える、飲ませる、また遊ぶ、が1階のなかで回せます。上の階の部屋まで戻る往復が消えるのは、それだけで午後の体力が変わってきそうです。バリアフリールートMAPを見ると、1階には多目的トイレもあります。
そして、もう一段くわしい案内がミキハウス子育て総研の認定施設ページにあります。
ベビープール付近&女性用更衣室内には授乳室&オムツ替えスペースを完備。調乳用の湯さましは救護室でご提供しています。
つまり授乳室は2か所(ベビープール付近と女性用更衣室内)、そして調乳用の湯さましは救護室で頼めるということです。哺乳瓶とミルクだけ持って行けば、館内でお湯を探して歩かなくて済みそうです。ウイルポートに泊まるなら「フロント傍の共用トイレ(ウォッシュレット)にはベビーシートをご用意」ともあるので、宿側でも替えられます。
泊まる場合、調乳のお湯はお部屋でも確保できます。乳幼児向けの貸出品として「調乳用ポット(水から沸かして保温しておけるため、ミルク作りに便利なポット)」が挙がっていて、「ご希望の際は予約時にお申し付けください。なお数に限りがある為、ご要望に添えないことがございます」と案内されています。ベッドガード・踏み台・おねしょパッド・子供用便座・おむつ用バケツも同じリストです。代わりのきかないものは、予約のときに伝えておくところ。哺乳瓶については「洗浄・消毒は、ホテルフロントスタッフにお声掛けください」とあります。
離乳食は「持っていって、温めてもらう」
公式サイト・認定施設ページに離乳食を提供する記載はなく、持参した分の温め対応が案内されています。認定施設ページのウイルポートの案内にはこう書かれています。
離乳食の準備はございませんがお持ち込みいただいたものの温め等はレストランスタッフがお手伝いさせて頂きます。お気軽にお声掛け下さい。
持っていく前提で、着いたらレストランのスタッフに声をかける。この流れで大丈夫そうです。同じページに「ボトルウォーマーや離乳食の温めに便利な電子レンジをご用意」ともあるので、お部屋でも温められます。夜中や朝いちばんに使えるのは、月齢が低いうちはかなり大きいところ。
ひとつだけ、線を引いておきます。ハワイアンズの館内は飲食物の持ち込みが原則お断り(クーラーボックス類・お弁当類・おやつ類・ジュース類等)と案内されています。客室については、マウナヴィレッジの案内として「飲み物のみ持ち込みいただけます(※持込料2,200円/部屋)。1名様につき500mlペットボトル1本分相当の飲み物については持込料がかかりません」「食べ物、調理器具の持ち込みは衛生管理の都合上、お断りいたします」と書かれています。棟によって扱いが違うので、離乳食のほかにおやつや飲み物を持っていくつもりなら、泊まる棟での扱いを予約のときに確認しておくのが確実です。
ベビーカーは「2階から入って、1階に下りる」
公式のバリアフリールートMAPを開くと、館内の縦の構造がわかります。ここを知らずに行くと、上の階と下の階を何度も往復することになりそうなので、先に置いておきます。
- 2階:入場口とフロント。売店、レンタルコーナー、アロハタウン。ここから「ウイルポートへ」の通路が伸びています
- 1階:大プール、流れるアクアリウムプール、ワイワイオハナ、ロッカー更衣室(男女別)、ルアウフードコート、ビーチシアター、多目的トイレ。ここから「ホテルハワイアンズへ」
- 3階:スプリングパーク(水着で入るエリア)と温泉大浴場パレス、休憩所
- 4階:屋外のスパガーデンパレオ、休憩所
つまり、入るのは2階、いちばん長くいるのは1階です。そしてもうひとつ、エレベーターが2系統に分かれています。「1階〜3階」のエレベーターと、「2階・4階」のエレベーター。後者には「業務用につき3階の乗降はご遠慮願います」という注記があるので、1階のプールから4階の屋外エリアへ上がるときは、乗り換えが要ると読めます。ベビーカーを押しているときは、この一手間を計算に入れておくと迷いません。
4階のスパガーデンパレオについては「段差がございます、スタッフがご案内致しますのでレンタルコーナーにお声かけ下さい。尚、16:00以降はフロントかお近くのスタッフへお声かけ下さい」と案内があります。上がる前に声をかけるのが正解の場所、ということですね。ビーチシアターも「A席とB席の間に段差がございます」「ビーチシアターとフードコートの間に段差がございます」とあり、車椅子専用の鑑賞スペースが用意されています。プールサイドへ行くときは呼び出しブザーでスタッフを呼べる、とも書かれています。
置き場所は、はっきりしています。ロッカーに入らない荷物はウォーターパークフロントで1点600円の有償預かりですが、「ベビーカー、車椅子、義足等の補助器具は無料でお預かりいたします」。プールで遊ぶあいだは預けてしまってOKです。
日帰りで行く場合は「『車椅子・ベビーカー』をご利用のお客様は、ウォーターパーク入場口までお車でお越しください。一旦、車椅子のご利用者、ベビーカーの方を降ろしていただいてから、駐車場をご利用ください」と案内されています。入口の前まで乗りつけて、降ろしてから駐車場へ。運転する側と抱っこする側で分かれられます。
細かいところですが、当日効くものを3つだけ。
- 履物:プールサイドと浴場は裸足。それ以外の場所と施設間の移動はビーチサンダルが推奨されています
- コインロッカーは現金のみ。使い切りタイプ200〜300円/開閉自由タイプ実質300〜400円と案内されているので、小銭を用意しておいてください
- 館内の通路は、レジャーシートでの場所取りと飲食が禁止です。座って休ませたいときは通路ではなく休憩所へ
その休憩所は3階と4階。ただし「日時によってご利用になれない場合があります。フロントにてご確認ください」という注記があります。昼寝の逃げ場としてあてにするなら、着いたときに確認しておくのが確実です。
温泉は「裸で入る湯」なら制限なし
ここも公式がはっきり書いています。
裸で入る温泉(お風呂)につきましては、制限はございません。
つまり、水着で入るエリア(3階のスプリングパーク、4階のスパガーデンパレオ)はおむつのあいだ対象外だけれど、裸で入る大浴場にはおむつの制限がないという分かれ方です。プールの水着エリアで一緒に入れないぶん、湯のほうで一緒に過ごせます。
赤ちゃんと入るなら、この3つが候補になります。
- 温泉大浴場パレス(スプリングパーク内・3階):公式によると男女合わせて約960㎡、12種類・24の浴槽
- 大露天風呂 江戸情話 与市:裸で入る大露天風呂。ただし認定施設ページに「洗い場はありません」と書かれています
- ウイルポート大浴場(宿泊者専用):硫黄泉を使用した源泉かけ流し。「洗い場にはベビーチェアの用意がございます」と案内されていて、14時〜24時と翌朝に入れます
体を洗ってから湯に入りたいなら、洗い場のある大浴場のほうが動きやすそうです。とくにウイルポートの大浴場は、洗い場にベビーチェアがあると明記されている数少ない場所。自分が頭を洗うあいだ、この子を座らせておける場所がある、というだけで湯船までの段取りが変わります。
ひとつ、きょうだい連れだと段取りに関わることがあります。浴場・更衣室に入れる異性の子は**「6歳の未就学児まで」で、小学生は利用できません**。上の子が小学生なら、どちらの親とどちらが入るかを先に決めておくと、脱衣所の前で相談しなくて済みます。
ウェルカムベビールームは、ウイルポートに2室
宿泊棟は4つ(ホテルハワイアンズ/モノリスタワー/ウイルポート/マウナヴィレッジ)。このうち、ウェルカムベビーの認定を受けたお部屋があるのはウイルポートです。
福島県内初!ミキハウス子育て総研認定!『ウェルカムベビーのお宿』2室限定「ウェルカムベビールーム」をご用意しました。
置いてあるものは、こちら。
- 客室:調乳用ポット/電子レンジ/DVDプレーヤー/絵本/おねしょパット/空気清浄機
- 洗面所・トイレ:踏み台/ベビーバス/ベビー用お風呂グッズ/おもちゃ/子ども便座/オムツ用ごみ箱
- 認定施設ページ側の案内:ボトルウォーマー/ベビーコット/赤ちゃん用椅子/子供用食器
部屋のつくりについては「入り口にゲートを設置。室内は土足厳禁」「お布団は小上がりのフロアに直接敷くタイプ。落下の心配がなく安心」と案内されていて、定員は5人。ハイハイやつかまり立ちの時期に、いちばん気を張らずに済むつくりだと思います。電子レンジとボトルウォーマーが部屋にあるのも、温めたいものがある月齢だと大きいところ。
ただし2室だけです。そしてミキハウス子育て総研は、認定についてこう案内しています。「『ウェルカムベビーのお宿』認定は、特定の客室への宿泊を前提に行われています。お部屋によって間取り・しつらえ・備品等が異なります。宿泊予約の際は必ず認定されているお部屋かどうか、宿泊プラン内容の確認をお願いします」。「認定の宿だから、どの部屋でも同じように揃っている」とは考えないほうが確実です。日程が決まったら、部屋の名前まで見て早めに押さえてください。
棟の選び方でいうと、ウイルポートは公式に「ハワイアンズの中央に位置しているため、各ホテルの中でプールに最も近いゲストルーム」「プール直結!」と書かれています。ホテルハワイアンズはハワイアンズと連絡通路でつながる大型ホテルです。移動そのものを減らしたいなら、まずこの2つから、という順番になりそうです。
赤ちゃんの料金も先に。よくあるご質問に「乳児(3歳未満の添い寝のお子さま):2,200円(税込)」とあります。人数を入れて料金を見るときは、0歳も1人として数えておいてください。
移動の負担を、先に減らしておく5つ
1. 館内は軽装のままでいい。「常夏ムード満点の館内では、特にウォーターパークでは一年中、水着やTシャツなどの軽装でお過ごしいただけます」と案内されています。着替えのために部屋へ戻る往復が減るのがいちばん効きます。ただし濡れたままは寒いので、タオルは多めに。
2. チェックイン前も、チェックアウト後も遊べる。「チェックイン時間前でも、フロントにてチェックインの手続きを済ませてください。その後であればお遊びになれます」(バスタオルは持参かレンタル)。帰りも「宿泊施設のクロークでお荷物をお預かりしてお遊びになれます」で、客室の備品(バスタオル・タオル・館内着・サンダル)もそのまま使えます。昼寝の時間に合わせて、遊ぶ時間を前と後ろに割れます。
**3. 入場券は滞在期間ぶん。**公式予約サイトからの予約なら「ご滞在期間中の入場券が付いております。(1泊2日の場合は2日分)」。初日は夕方にすこしだけ、翌日の午前にもう一度、という組み方ができます。一日で遊びきる前提を捨てられるのは、赤ちゃん連れにはかなり大きいところ。
4. 館内着とサンダルの貸出は3歳以上。「3歳以上のお子さまのアメニティとして、サンダル、館内着(女の子:ムームー、男の子:アロハ)」と案内されていて、館内着のSサイズは90〜110cm。2歳以下は自分の着替えを持っていく前提で荷物を組んでください。上の子のぶんは借りられます。
**5. 行き方は2択。**車なら「常磐自動車道・いわき湯本ICを降りて約5分」。電車なら「JR常磐線・湯本駅下車、湯本駅からシャトルバス(無料)、タクシーで約15分」です。ただし無料シャトルバスには土・日・祝のみ運行の便があり、GW・お盆・年末年始は運休や湯本駅止まりになる便もあります。電車で行くなら公式の時刻表を見てから予定を組むところ。宿泊者専用の無料送迎バス「ハワイアンズエクスプレス」もあります。
予約の前に、確認しておきたいこと
- 水遊び用おむつで入れるのは天使の水場の1か所。ほかのプールは水遊び用おむつでも入れません
- 水着で入る温泉(スプリングパーク・スパガーデンパレオ)も、おむつのあいだは対象外。裸で入る大浴場は制限なし
- ウェルカムベビールームはウイルポートに2室だけ。認定は特定の客室への宿泊が前提です
- 貸出品は数に限りあり。調乳用ポットやベッドガードは予約のときに申し出を
- 離乳食は持参して温めてもらう。宿としての提供はありません。おやつ・飲み物の持ち込みは扱いを確認
- 授乳室は2か所(ベビープール付近・女性用更衣室内)。調乳用の湯さましは救護室で
- エレベーターは「1階〜3階」と「2階・4階」の2系統。1階のプールから4階へは乗り換えが必要
- ベビーカーの預かりは無料。コインロッカーは現金のみなので小銭を
- 休憩所(3階・4階)は日時によって使えない場合あり。着いたらフロントで確認
- 江戸情話 与市に洗い場はない。洗ってから入りたいなら大浴場のほうへ
- 異性の子が浴場に入れるのは6歳の未就学児まで(小学生は不可)
福島・いわき湯本温泉
スパリゾートハワイアンズ ウイルポート
プールに最も近い棟/ウェルカムベビールーム2室(入口ゲート・土足厳禁・小上がりに布団)/硫黄泉の源泉かけ流し大浴場・洗い場にベビーチェア
この宿の詳細を見る →
入れる場所が1か所だと聞くと少なく感じるかもしれませんが、水深10cmで座って水をたたくのは、0歳や1歳にはたぶんちょうどいい遊びです。上の子は隣のワイワイオハナで夢中になっていて、湯には一緒に入れる。それで十分な一日になりそうです。抱っこのまま、プールサイドに座っている時間があってもOKです。
公式に書かれていることだけを、赤ちゃん連れの順番に並べ直してみました。
- 認定そのものの意味から知りたい方へ → ウェルカムベビーのお宿とは?
- 0〜2歳と泊まれる宿をもっと見るなら → 0〜2歳の赤ちゃん連れで泊まりやすい宿
- ほかのプールのある宿も見たい方へ → 海・プールで遊べる宿
- 福島でほかの宿も見ておきたい方へ → 福島県の子連れで泊まれる宿
- 荷物の組み立てから考えたい方へ → 子連れ国内旅行の持ち物完全リスト