ホテルニューアカオのウェルカムベビー 認定はお部屋につく。離乳食・大浴場のベビーグッズまで

ホテルニューアカオ(熱海)は、ミキハウス子育て総研の「ウェルカムベビーのお宿」認定宿。ビュッフェ会場の離乳食と持参分の温め、大浴場の脱衣所にあるベビーベッドとバスチェア、赤ちゃん用の備品が常備されたお部屋まで、公式の案内をもとに編集部が整理しました。認定は特定のお部屋が前提、という見落としやすい点も。

約9分で読めます 計画 0-2歳・1-3歳・3-6歳

📝 この記事について(編集部)

ホテルニューアカオ(静岡県熱海市)の公式サイトと、ミキハウス子育て総研「ウェルカムベビーのお宿」の施設ページに公開されている情報をもとに、編集部が赤ちゃん連れの目線で整理しました。取材に基づくものではありません。設備・貸出品・料金・プランの内容は変わることがあるので、最新・正確な内容は宿の公式サイトでご確認ください。

海とつながって見えるインフィニティの露天風呂に、通年で入れる温水プール。ゲームコーナーもカラオケルームもあって、上の子は退屈しなさそうです。

そのうえで、0〜2歳を連れていく側が知りたいのは、たぶんもっと手前のことだと思います。離乳食は用意があるのか。大浴場に赤ちゃん用のものは置いてあるのか。荷物はどこまで減らせるのか。

ホテルニューアカオは、ミキハウス子育て総研の「ウェルカムベビーのお宿」認定宿です。ただ、認定マークがあるという一行だけでは決まらないことがいくつかあって、そこがはっきりすると、持ち物と当日の段取りがまとめて決まります。

認定は「宿ぜんぶ」ではなく、お部屋についている

いちばん先にお伝えしたいのが、ここです。

ミキハウス子育て総研は、認定施設のページにこう書いています。「『ウェルカムベビーのお宿』認定は、特定の客室への宿泊を前提に行われています。お部屋によって間取り・しつらえ・備品等が異なります。宿泊予約の際は必ず認定されているお部屋かどうか、宿泊プラン内容の確認をお願いします」。

そしてホテルニューアカオの施設ページには、「認定部屋は和洋室と和室があり、布団敷も可能」と書かれています。あわせて紹介されているプランのお部屋は、オーシャン・ウイングの和洋室(54〜65㎡)です。

ホテルニューアカオには宿泊棟が2つあります。オーシャン・ウイングとホライゾン・ウイング。同じ宿名で予約できますが、建物も、置いてあるものも別です。「ウェルカムベビー認定の宿だから、どの部屋でも同じように赤ちゃん向けのものが揃っている」とは考えないほうが確実で、予約するお部屋の名前まで見るのがおすすめです。

施設ページには「お部屋の床は畳敷きなのでハイハイする赤ちゃんがいても安心です」という宿からのメッセージも載っています。畳、というのが赤ちゃん連れにはやっぱり効きます。ベッドから落ちる心配をしなくていいだけで、夜のあいだ何度も起きる回数が変わってきます。

離乳食は会場に用意がある。持参した分は、温めてもらえる

公式サイトのお子様向けサービスのページには、こう書かれています。「ビュッフェレストランには離乳食もご用意。また、ご持参いただいた離乳食の温めの対応なども行っております」。

よくあるご質問のほうにも「メインダイニング錦(ビュッフェ会場)では離乳食のご用意がございます。また、各レストランともご持参いただいた離乳食の温めのお手伝いはさせていただいております」とあり、温めは会場を問わずお願いできると読めます。

離乳食を食べる赤ちゃん
「用意がある」と「うちの子の月齢に合う」は別のこと。持参の一品があるだけで、食事の時間がぐっと楽になります

ここで正直に書いておくと、離乳食の月齢区分(初期・中期・後期など)や、何が出るのかまでは公開されていません。ウェルカムベビー認定宿のなかには「5段階の月齢別離乳食」のように細かく公開している宿もありますが、この宿はそこまでは出していない、というのが現時点で読み取れることです。

なので、こう考えておくと確実です。離乳食が始まったばかりの月齢なら、食べ慣れたものを持って行って、温めをお願いする。取り分けができる月齢になっていれば、ビュッフェのほうが強い。並んでいるものを目で見て、やわらかさを確かめてから取れるからです。

会場はオーシャン・ウイング2階のメインダイニング錦。キッズコーナーがあり、お子様用の椅子も借りられます。アレルギーについては「最大限対応させていただきます。スタッフへご相談くださいませ」と案内されているので、伝えておくところです。

朝食の会場は、ホライゾン・ウイング3階のボヌールか、オーシャン・ウイング2階の錦の2か所。ひとつだけ気に留めておくと、ボヌールは館内着とスリッパでの利用ができません。朝、子どもを起こして着替えさせてから、になります。赤ちゃん連れの朝としては、館内着のまま行ける錦のほうが動きやすいかもしれません。

大浴場は、脱衣所にベビーベッドとおむつバケツ

赤ちゃん連れが大浴場でいちばん困るのは、じつは湯船より脱衣所だと思います。自分が服を着るあいだ、この子をどこに置けばいいのか。

公式サイトには「脱衣所にはベビーベッドやオムツバケツも完備しております」「バスチェア&ベビーソープあり」とあります。おむつを替える場所についても、よくあるご質問に「おむつを替える台が大浴場にございます」と書かれています。置き場所がある前提で入れる、というのはそれだけで肩の力が抜けます。

授乳室は、オーシャン・ウイング15階にあります。おむつ替え台の案内が大浴場のものだけなので、館内を長く歩く日は、替えるなら大浴場・授乳は15階と場所を2つ覚えておくと迷いません。

大浴場は3つ。スパリウムニシキ(ホライゾン・ウイングB1階/オーシャン・ウイング15階・男女入れ替え制)、彩海(ホライゾン・ウイング3階)、波音(オーシャン・ウイング1階)です。営業時間はそれぞれ違っていて、スパリウムニシキは5:00〜10:00と14:00〜24:00、彩海は6:00〜11:00と15:00〜23:00、波音は11:00〜23:00。朝5時台から開いている湯があるので、早起きに付き合わされる日でも、行き先がひとつあります。

ひとつ、公開情報のなかで扱いを分けて読んでおきたいことがあります。公式サイトの日帰り温泉の案内欄に「安全管理上、0〜3歳のお子様は大浴場に備え付けのベビーバスをご利用ください」という記載があります。これは日帰り利用についての案内で、宿泊時にどうなるかは公式に明記されていません。0〜3歳と湯船に入るつもりで行くなら、予約のときに一度聞いておくのが確実です。聞きにくいことではないので、電話が早いところです。

家族だけで入りたいときは、貸切風呂が2か所(宙・月/ホライゾン・ウイング11階・12階)。60分6,000円(税込)で、14:30〜23:15と、朝6:00〜7:00の枠があります。予約はチェックイン前なら電話、チェックイン後は泊まっている棟から(オーシャン・ウイングは内線「6」、ホライゾン・ウイングは内線「9」)。人目を気にしないで済む時間を、先にひとつ確保しておくという手が使えます。

なお、大浴場のタオルはお部屋から持っていく方式です。手ぶらで下りると戻ることになるので、ここだけ覚えておいてください。

赤ちゃん用の備品が「客室に常備」されているお部屋がある

貸出品リストとは別に、公式の客室ページでお子さま用備品が客室に常備されていると明記されているお部屋があります。オーシャン・ウイングのプレミア和洋室(10畳+ツイン/53〜55㎡/最大7名)です。挙がっているのは、こちら。

  • 子ども用歯ブラシ/おしりふき/おむつ用ごみ箱
  • 子ども用補助便座/洗浄機能付きトイレ/洗面所ステップ
  • ベビーバス/ベビーソープ/バスタオル・タオル
  • 子ども用スリッパ/おねしょパッド
  • 電気ポット/調乳用ボトルウォーマー/コンセントカバー
  • 絵本/おもちゃ

調乳用のボトルウォーマーが部屋にある、というのがミルク期にはかなり大きいところです。夜中に泣きはじめてから、廊下に出て借りに行く往復がまるごと消えます。おしりふきとおむつ用ごみ箱まで置いてあるので、持ち物からいくつか消せます。

ミキハウス側が認定プランとして案内している和洋室(54〜65㎡)と広さが近いお部屋ですが、どのお部屋が認定の対象かは一覧では公開されていません。「備品が常備の部屋」と「認定の部屋」を同じものとして予約せず、予約時に両方を確認しておくのが確実です。

そしてもうひとつ、新しい動きがあります。オーシャン・ウイングに2026年7月リニューアルの「キッズルーム」が登場しました。ツイン(22〜25㎡・2名)、トリプル(28〜31㎡・3名)、プレミア(52〜65㎡・7名/天井にホームシアター)。和室10畳(36㎡・5名)もあり、公式の説明には「靴を脱いで寛げる和室スタイルは、ハイハイ期の赤ちゃん連れでも安心です」とあります。リニューアル直後のお部屋なので、予約状況は公式サイトで確認してみてください。

借りられるものを先に見て、持ち物を決める

公式サイトのお子様向けサービスのページに挙がっている貸出グッズは、このあたりです。

  • ボトルウォーマー/哺乳瓶洗いセット
  • ベビーベッド/ベッドガード/ベビーカー
  • 補助便座/ステップ/おむつバケツ
  • バスチェア/ベビーソープ
  • 授乳クッション/お子様用の肌掛け・掛け布団/おねしょパッド
  • 子ども用スリッパ/おもちゃ・絵本
  • 歯ブラシなどのお子様用アメニティ(チェックイン時に受け取り)

公式に「数に限りがございますので事前にお知らせください」と書かれています。ベビーベッドのように代わりのきかないものは、予約のときに伝えておくところです。

ミルクまわりについては、よくあるご質問に「全てのお部屋にポットの準備がございます。また、ボトルウォーマーの貸し出しも行っております」とあります。調乳のお湯は全室で確保できる、と考えて大丈夫そうです。

そのうえで、荷物を組むときに知っておきたい点をひとつ。客室の冷蔵庫に冷凍機能はありません。公式には「冷凍品に関しましては、フロントにてお預かりいたします」とあります。冷凍したストックを持っていくなら、着いたらフロントに預けるという段取りを最初から組み込んでおいてください。部屋の冷凍庫をあてにしていると、そこだけつまずきます。

館内の売店ではおむつなどのお子様用グッズを販売しています。ただしコンビニは徒歩圏になく、いちばん近いセブン-イレブンまで車で約5分と案内されています。買い足しは「館内の売店で買えるものだけ」と考えておくと、あてが外れません。コインランドリーは両棟にあり、洗剤は自動投入。何日ぶんも着替えを持たなくて大丈夫です。

プールは3歳から。0〜2歳と行く夏は、置きどころを変えて

この宿はプールが2つあります。ただしどちらも対象年齢は3歳以上です。

  • インドアプール(オーシャン・ウイング2階)通年9:00〜18:00・宿泊者は無料・幼児(3歳)以上
  • オーシャンプール(夏季限定・2026年は7月1日〜9月23日)9:00〜16:00・中学生以上2,200円/小学生以下1,100円・3歳以上でライフジャケット着用が条件

0〜2歳を連れていく夏は、プールは上の子と大人の時間、と分けて考えておくと当てが外れません。下の子は温泉と、海の見える部屋で十分すぎるくらいです。

おむつが外れていない子がプールに入る場合は、おむつが外れていない子には水着用のおむつの着用をお願いする案内があります(水着用おむつは売店で販売)。水着用おむつは売店で販売、レンタル水着もお子様用550円(税込)から用意があります。プールは最深100cm・最浅50cmで柵の区分けがないため、付き添いが必要です。

予約の前に、確認しておきたいこと

  • 予約するお部屋が認定の対象か。認定は特定の客室への宿泊が前提です
  • 棟はオーシャン・ウイングかホライゾン・ウイングか。フロントも建物も別なので、タクシーでは棟名まで伝えてください
  • 0〜6歳も料金がかかる(添い寝で施設使用料3,300円・税込)。人数を数えるときは0歳も1人として
  • 貸出品は数に限りあり。ベビーベッドなど代わりのきかないものは予約時に
  • 0〜3歳と大浴場の湯船に入るつもりなら、扱いを一度確認(公式の明記は日帰りの案内欄のみ)
  • 冷凍のストックはフロント預け。客室の冷蔵庫に冷凍機能はありません
  • 大浴場のタオルは部屋から持参

もうひとつ、地味に効くことを。チェックインは15時、チェックアウトは10時ですが、チェックイン手続きは終日可能で、荷物を預けて先に温泉やプールを使えます。チェックアウト後も15時まで利用できると案内されています。子連れの「早く着きすぎた」「10時に出ても帰るには早い」が、そのまま遊べる時間に変わります。

熱海駅からは無料送迎バスが約10分、予約は不要。乗り場は改札を出て右手ロータリーの⑤〜⑧番(マクドナルド前)です。車なら駐車場は207台、1泊1,000円(駐車後24時間まで)で、公式サイトから直接予約すると駐車場が無料になる特典も案内されています。館内は完全なバリアフリーではないものの、「お部屋からロビー、レストランへは段差なくご移動いただけます(一部を除く)」とあるので、ベビーカーの動線はおおむね確保できそうです。

ホテルニューアカオ 静岡・熱海 ホテルニューアカオ 全室オーシャンビュー/ビュッフェ会場に離乳食・持参分の温めも/大浴場の脱衣所にベビーベッドとおむつバケツ/貸切風呂は2か所 この宿の詳細を見る →

離乳食が出るかどうかで持ち物が決まって、持ち物が決まると当日の段取りが決まります。あとは、海がずっと見えている部屋で、食べる日も食べない日もあるものとして過ごせたら十分だと思います。畳の上で、この子と一緒に昼寝してしまってもOKです。


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よくある質問

出かける前の「大丈夫?」に

Q1

ホテルニューアカオは「ウェルカムベビーのお宿」ですか?

はい。ミキハウス子育て総研の「ウェルカムベビーのお宿」に認定されており、同社の施設ページにも掲載されています。ただしミキハウス子育て総研は「認定は、特定の客室への宿泊を前提に行われています」と案内しています。同社の施設ページでは認定のお部屋として和洋室と和室が挙げられているので、予約するお部屋が認定の対象かどうかは、宿に確認しておくと確実です。

Q2

ホテルニューアカオに離乳食はありますか?

あります。公式サイトには「ビュッフェレストランには離乳食もご用意」と明記されています。会場はオーシャン・ウイング2階のメインダイニング錦で、キッズコーナーも設けられています。また「ご持参いただいた離乳食の温めの対応なども行っております」ともあり、持って行った分を温めてもらうこともできます。月齢ごとの区分までは公開されていないため、月齢が低いうちは食べ慣れたものを持参して、温めをお願いする前提で考えておくと確実です。

Q3

赤ちゃんと一緒に大浴場に入れますか?

大浴場の脱衣所にはベビーベッドとおむつバケツ、浴室にはバスチェアとベビーソープが用意されています。おむつ替え台も大浴場にあると案内されています。なお公式サイトの日帰り温泉の案内欄には「安全管理上、0〜3歳のお子様は大浴場に備え付けのベビーバスをご利用ください」という記載があります。宿泊時の扱いは明記されていないため、0〜3歳と湯船に入るつもりなら、予約時か到着時に一度確認しておくと安心です。家族だけで入りたいときは、貸切風呂が2か所あります。

Q4

赤ちゃんの宿泊料金はかかりますか?

かかります。公式サイトのよくあるご質問では、0歳〜6歳(未就学児)の食事・寝具なし(添い寝)は施設使用料3,300円と案内されています。食事・寝具ありの未就学児は大人料金の50%、小学生は70%。プランによって変わることがあるので、人数を入れて料金を確認するときは0歳も1人として数えておくと、あとから慌てずに済みます。

Q5

赤ちゃん連れでも泊まれますか?

おやこ旅では0歳から滞在できる宿を中心に紹介しています。ベビーベッド・ベッドガード・調乳器具などの貸出可否は宿ごとに異なるため、予約前に宿へ確認しておくと安心です。

Q6

掲載されている情報はどこまで正確ですか?

各宿の情報は、公式サイトや予約サイトなどの公開情報をもとに編集部がまとめています(取材に基づくものではありません)。最新・正確な内容は、必ず各宿の公式サイトでご確認ください。

Q7

離乳食やアレルギー対応はお願いできますか?

対応の有無は宿によって異なります。市販のレトルト離乳食を持参しつつ、月齢・アレルギーは予約時の備考欄か事前連絡で伝えておくと安心です。電子レンジや調乳ポットの有無も合わせて確認しておくとスムーズです。

Q8

きょうだいで年齢差があっても楽しめますか?

下の子のお昼寝と上の子の活動時間は重なりがちです。客室に一度戻りやすい立地か、館内・周辺に上の子が過ごせる場所があるかを基準に選ぶと、年齢差があっても予定を回しやすくなります。

Q9

予約はこのサイトからできますか?

おやこ旅は、公開情報をもとに編集部が宿を整理してお届けするサービスです。予約は各宿の公式サイトや予約サイトのリンク先からどうぞ。

Q10

利用に料金はかかりますか?

いいえ、無料でご利用いただけます。気になる宿は保存しておけば、あとからお気に入りとして見返せます。

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たいよう
おやこ旅コンシェルジュ