「離乳食は出るのかな。出ないなら、何食分持っていけばいいんだろう」。ディズニーの前泊で荷物がすでにいっぱいだと、この一点がけっこう重たく感じます。
先に結論だけ書きます。オリエンタルホテル東京ベイの公式サイトには、離乳食そのものを提供している案内は見当たりませんでした。そのかわり、お部屋に電子レンジがあることが公式にはっきり書かれています。つまりこの宿は「用意してもらう」より「持って行って温める」が得意な宿です。持ち物の組み方が決まるので、そこから逆算していきましょう。(設備・貸出品・プランの内容は変わることがあるので、最新は宿の公式でご確認ください。)
「お部屋に電子レンジ」が、この宿のいちばんの答え
公式のベビープランの案内には、こう書かれています。「お部屋には、離乳食の温めや哺乳瓶の消毒用に電子レンジが常備」。
館内の共用スペースにあるのではなく、お部屋の中。これが効くのは、赤ちゃんの食事が親の都合で動かないからです。寝かせたまま準備できて、起きて泣きはじめた3分後に出せる。エレベーターで下りて、戻ってくるまでの往復がまるごとなくなります。
対象は、0〜3歳のベビーとママ・パパのためのお部屋「ベビーズスイート」。公式では「ママの声から生まれた安全面と衛生面に配慮した50以上のアイディア」が入ったお部屋として案内されています。逆にいうと、一般の客室を取ると電子レンジは前提にできません。予約するときは、お部屋タイプの名前を目印にしてください。
だから、持っていくのは「食べ慣れたもの」でいい
温める場所が部屋にあるなら、持ち物の選び方はシンプルになります。宿の離乳食が月齢に合うかを心配するより、いつも食べているレトルトやフリージングをそのまま持っていくほうが、確実に食べてくれます。
目安としては、滞在中の食数+1食ぶん。1食ぶんの余りは、電車が遅れたときと、機嫌が壊れたときのためのものです。新浦安は駅から近いので、足りなければ買い足せる立地でもあります。持ちすぎなくて大丈夫。
「宿で用意してもらえないの?」と気になる場合は、予約のときに月齢を伝えて一度相談してみてください。公開情報だけでは分からない部分なので、ここは聞いたほうが早いところです。
ミルクは持っていかなくていい。ただし、乳首は持っていく
ここが、この宿でいちばん見落とされやすいところだと思います。
ベビー向けプランでは、液体ミルク「明治ほほえみ らくらくミルク」を滞在中の分だけ用意してもらえると案内されています。液体なので、お湯を沸かして、冷まして、温度を確かめる、という夜中のあの一連が要りません。
ただし公式にこう書かれています。「哺乳瓶用乳首はついておりません。お子様がいつもご使用されている乳首をお持ちください」。
つまりミルクは減らせるけれど、乳首は減らせない。ここだけは持ち物リストから消さないでください。哺乳瓶の消毒は、お部屋の電子レンジと、貸出の哺乳瓶除菌器のどちらでもできます。
朝食は、ブッフェから取り分ける前提で
朝食はレストラン「グランサンク」のブッフェです。時間は6:30〜10:00(ラストオーダー9:30)。早い時間から開いているので、いつもの起床時間のまま食べに行けます。
ブッフェのいいところは、月齢に合うものを目で見て選べることです。おかゆ、お豆腐、やわらかく煮た野菜、バナナ。かたさを自分の目で確かめてから取れるので、頼んだものが合わなかった、が起きにくい。
ただし、月齢に合う離乳食が必ず並ぶとは限りません。持参の一品を保険に持っていくと、朝の機嫌に振り回されずに済みます。取り分けや温めをお願いしたいときは、席でスタッフに声をかけてみてください。
借りられるものを先に知っておくと、荷物が減る
公式のベビープランの案内で挙がっているのは、このあたりです。
- おしりふきウォーマー
- 哺乳瓶除菌器
- ボーネルンドのおもちゃセット
- バンボ(おすわりの椅子)
- ベビーカー:有料のシェアリングサービス「べビカル」が利用できます(生後1ヶ月〜4歳ごろ・フロントで貸出/返却。料金と空き状況は公式でご確認ください)
- おむつの用意もあり(公式のプラン案内に記載。サイズや受け取り方は変わることがあるので予約時に確認を)
バンボが借りられるのは、離乳食の観点でわりと大きいところです。座らせる場所が決まると、食べさせる姿勢が安定します。ホテルの椅子に大人が抱えたまま食べさせる時間って、地味に消耗しますから。
数に限りがあることがあるので、必要なものは予約のときに伝えておくのが確実です。
ウェルカムラウンジは、親のほうの休憩に
2階ロビーのウェルカムラウンジは、宿泊者だけが無料で使える場所です。14:00〜23:00で、コーヒー・紅茶、ビールやスパークリングワイン、自動で焼き上がるパンケーキマシーン、ホテルメイドクッキー、キャンディーコーナー。テイクアウトもできます。
調乳ポットや電子レンジがここにある、という案内は見当たりませんでした。赤ちゃんの食事はお部屋で、親のひと息はラウンジで、と分けて考えておくとあてが外れません。
上の子がいるなら、キャンディーコーナーは強い味方です。下の子を寝かせている時間の「上の子をどうするか」に、ひとつ手が増えます。
出発前に確認しておきたいこと
- 電子レンジは「ベビーズスイート」の備品。予約するお部屋に付いているかを予約時に確認する
- 離乳食を用意してもらえるかは公開情報では分からないので、月齢とあわせて事前に相談する
- 哺乳瓶の乳首は必ず持っていく(ミルクの用意には付いていません)
- 貸出品は数に限りがあることがあるので、必要なものは予約のときに伝えておく
- 朝食は6:30〜10:00(ラストオーダー9:30)。早い起床でも間に合います
この宿は、ミキハウス子育て総研の「ウェルカムベビーのお宿」第一号として2008年に認定を受けた宿でもあります(第三者による認定)。赤ちゃん連れが例外あつかいされない前提で荷物を組んでいい、という判断材料になります。
千葉・新浦安
オリエンタルホテル 東京ベイ
0〜3歳のベビーズスイートは客室に電子レンジ/液体ミルクの用意・哺乳瓶除菌器やバンボの貸出も(ベビーカーは有料シェアリング)
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温める場所が部屋にある、というだけのことなのですが、そこが決まると持ち物が決まり、持ち物が決まると当日の段取りが決まります。あとは、食べる日も食べない日もあるものとして、家族のペースで過ごせたらいいなと思います。
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